わにシネマ vol.8 ヒルデガルト 緑のよろこび

ヒルデガルトは、12世紀に「ホリスティックな医学」を広めたと言われる修道女です。
多くのハーブやスパイスの効能を明らかにし、自然療法を広めるとともに、食にとどまらず、ライフスタイルや、哲学、歌、祈りといった、体・心・魂を一体と考えたホリスティックな医学を築いたと言われます。

統合医療や、ホリスティックな考え方が広まってきた現代において、意義が高まっており、現代を予言していたかのような、今の私たちにぴったりの気づきを与えてくれます。


今回の映画は、辻信一さんや、サティシュさんたちが展開している、スローシネマシリーズの最新作(第7作)にあたります。

スローシネマとは、映画を観ることをきっかけに、よりよい未来を語り合うことを目指して作られた、自主上映用の作品群です。

これまでの6作品は、
・サティシュクマールさん(環境活動家・社会運動家)
・川口由一さん(自然農)
・ファンデゴンさん(野草研究科・生命平和活動家)
・ヴァンダナシバさん(種の運動家)
・プラチャーさん、スラックさん(社会変革としての仏教)
・タシデレ(ブータンの幸せ哲学)
です。

いずれの映画も、これまでに自主上映会を開催してきましたが、毎回、すてきなシェアの時間をすごせているので、今回の、ヒルデガルトの新作も、とても楽しみです。

【開催日時】
5月19日(土)19:00 スタート
19:00 ー20:10(映像は68分)
観賞後15分ほどのシェアタイム後、自由に歓談の時間。
(開場は18時。それ以前も「うさとの服展」を開催しているので入場可能です)

【参加費】
1000円(小学生以上の学生は500円)
参加費は当日受付でお支払いください。
事前のお申し込みは不要です。

※今回のわにシネマは、「うさとの服展」の会期中のため、お弁当の用意はありません。
映画上映の前後に、うさとの服をご覧いただくことも可能です。

うさとの服展についてはこちら
https://spacewani.com/usato-2018-sp/

子連れでのご参加もOKです。
子連れでご参加の方は、子供が落ち着くように工夫したり、状況によってはいったん席を外していただくなど、できるだけ皆さんが映画を楽しめるよう、お互いにご協力お願いします。
授乳、おむつ替えのスペースもあります。

子連れの方は、出入り口に近い場所へ、落ち着いて観たい方は奥の方でご覧ください。

spaceわには、80㎡(50畳)ほどの、広々とした、フローリングの空間です。
無垢の杉と、しっくいの壁を利用した空間は、 いるだけでも和むような、ナチュラルな場です。


【映画あらすじ】
エコロジーやホリスティックというキーワードを手掛かりに、伝統的な叡智を掘り起こす映像作品スローシネマ。今作では、中世ドイツに生きた偉大な女性、ヒルデガルト・フォン・ビンゲンに光をあてていく。薬草学の母ともいわれ、薬草学に基づく食事法の指南も行なった人物。

一時は歴史に埋没していたこの女性に、近年、ヨーロッパを中心に急速に注目が集まり、彼女の思想に拠り所を求める動きが、じわじわと広がっている。

彼女の思想とはなにか。また、彼女の根本思想である、“ヴィリディタス”とはなにか。ヒルデガルトから影響を受けた、5人のゲストへのインタビューを通して、それらをわかりやすく、明らかにする。

【予告編】


https://www.youtube.com/watch?time_continue=4&v=7n1V8VnOaTE

「スローシネマ」とは、危機の淵にある現代世界を、新しい時代へと導いてくれるアジアの賢人たちへのインタビューを軸に、その智慧のエッセンスを映像でとらえ、表現しようとする作品群です。
http://slowcinema.net/pictures/hildegard/

【わにシネマとは? 】
映画を観ることを通して、体や心のこと、食のこと、暮らしのこと、社会や自然のこと、
しあわせな未来について、など、ともに考えるきっかけを持てたらと思い、2ヶ月に1回(奇数月の第3金曜)に開催しています。
みんなで映画を観て、少し感想をシェアしてみたり、食べたり、飲んだり、語ったり、
ゆるやかな、つながりの時間を、ともにすごすことを目指しています。

 

 

 

 

わにアクセス情報

〒650-0004
神戸市中央区中山手通3-15-11 2階 spaceわに

・JR 元町駅より、徒歩10分
・阪急 三宮駅より、徒歩12分
・神戸市営地下鉄 県庁前駅より、徒歩8分

詳細はアクセスページをご参照ください。