10月20日(土)、神戸・元町の「spaceわに」にて、
映画『人生フルーツ』の上映会を開催します。
時間は10時スタートと18時スタートの2部制です。
———————-
「人生フルーツ」
この映画は、愛知県のニュータウンに50年間暮らす、90歳の建築家・津端修一さんと87歳の妻・英子さん夫妻の生活に密着した穏やかな日常を追ったドキュメンタリー映画です。
ナレーションは、女優の樹木希林さんが担当しています。
この映画のタイトル「人生フルーツ」とは、人生は果実(フルーツ)なのだということ。人生も果実も、急がずにこつこつ、ゆっくりと時間をかけると豊かな実りをもたらしてくれます。
雑木林に囲まれた一軒の平屋。そこは建築家の津端修一さんが、師であるアントニン・レーモンドの自邸に倣って建てた家。庭には四季折々、キッチンガーデンを彩る70種の野菜と50種の果実が育ちます。そしてその野菜や果実が、英子さんの手で美味しいごちそうに変わります。刺繍や編み物から機織まで、何でもこなす英子さん。ふたりはコツコツ、ゆっくりと時をためてきました。ふたりの暮らしから、この国がある時代に諦めてしまった、本当の豊かさへの深い思索の旅がゆっくりとはじまります。
———————–
◆スケジュール
10月20日(土)
【午前の部】
9:30 開場
10:00 上映スタート(91分)
11:45 シェアタイム(15分ほど)
【午後の部】
17:30 開場
18:00 上映スタート(91分)
19:45 シェアタイム(15分ほど)
◆参加費
・1200円(小学生以上の学生は600円)
※参加費は、当日受付でお支払いください。
◆申し込み方法
https://kokucheese.com/event/index/536615/
みなさんとともに、すてきな時間をすごせることを、楽しみにしています。
———————–
以下映画サイトより
↓ ↓
むかし、ある建築家が言いました。
家は、暮らしの宝石箱でなくてはいけない。
愛知県春日井市の高蔵寺ニュータウンの一隅。雑木林に囲まれた一軒の平屋。それは建築家の津端修一さんが、師であるアントニン・レーモンドの自邸に倣って建てた家。四季折々、キッチンガーデンを彩る70種の野菜と50種の果実が、妻・英子さんの手で美味しいごちそうに変わります。刺繍や編み物から機織りまで、何でもこなす英子さん。ふたりは、たがいの名を「さん付け」で呼び合います。長年連れ添った夫婦の暮らしは、細やかな気遣いと工夫に満ちていました。そう、「家は、暮らしの宝石箱でなくてはいけない」とは、モダニズムの巨匠ル・コルビュジエの言葉です。
(C)東海テレビ放送/このページに掲載の写真はすべて映画上のものです。
かつて日本住宅公団のエースだった修一さんは、阿佐ヶ谷住宅や多摩平団地などの都市計画に携わってきました。1960年代、風の通り道となる雑木林を残し、自然との共生を目指したニュータウンを計画。けれど、経済優先の時代はそれを許さず、完成したのは理想とはほど遠い無機質な大規模団地。修一さんは、それまでの仕事から距離を置き、自ら手がけたニュータウンに土地を買い、家を建て、雑木林を育てはじめましたーー。あれから50年、ふたりはコツコツ、ゆっくりと時をためてきました。そして、90歳になった修一さんに新たな仕事の依頼がやってきます。
本作は東海テレビドキュメンタリー劇場第10弾。ナレーションをつとめるのは女優・樹木希林。ふたりの来し方と暮らしから、この国がある時代に諦めてしまった本当の豊かさへの深い思索の旅が、ゆっくりとはじまります。
◆映画「人生フルーツ」HP
http://life-is-fruity.com/
予告編はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=Y6geEC5-p44
———————–
わにシネマとは?
映画を観ることを通して、
体や心のこと、食のこと、暮らしのこと、社会や自然のこと、
しあわせな未来について、など、
ともに考えるきっかけを持てたらと思い、
定期的に開催しています。
みんなで映画を観て、少し感想をシェアしてみたり、
ゆるやかな、つながりの時間を、ともにすごすことを目指しています。
SpaceわにのイベントHP
https://spacewani.com/category/event/