うさとの服展 @space わに

自然エネルギーに満ちあふれ、
まとえば、からだも心も魂も、自然な呼吸を取り戻すといわれる、
うさとの服。
 
いちど着ると、その着心地の良さから、
ついつい、いつも着てしまう、うさとの服。
 
うさとの服は、
生産工程から、売り方まで、
これまでのファッションとは全く違う、
新しく、やさしく、温もりのあるものに感じます。
 
元々、ドレスやオートクチュールなどのデザイナーをしていた、
「さとう うさぶろう」さんは、
それまでのファッションのあり方に疑問を感じ、
本当に、いのちを高めてくれる服とは何かを考え、
新しい服づくりを始めたそうです。
 
 
いのちを高める服を作るには、
「服の作り手である生産者」が、ハッピーでなければならない。
 
うさとの服は、
タイ・ラオスなどを中心に、
糸紡ぎ、染め、織りまで、手作りでされていますが、
 
そこには、期限もなければ、
何を作らなければいけないという決まりも、あまりないそうです。
 
村の人たちが、
それぞれの好きなペースで、
それぞれのクリエイティビティを生かし、
自由に染め、織る。
 
うさぶろうさんが、
できあがってきた布を眺めて、
どの布を、どう活用していくかを考えたり、
新しい服のパターンのインスピレーションを得たりするそうです。
 
服を縫っていく作業も、
みんなが工場で働くのではなく、
それぞれの人が、自分のペースで、
うさぶろうさんの型(パターン)に沿って、
1着の服を、始めから最後まで、
1人が縫いあげていくそうです。
 
そうすることで、服を作る人が、愛着を持ち、
ゆっくり、丁寧に、
ハッピーな思いを込められるからだそうです。
 
 
うさとの服は、全部、一点ものと言えます。
もちろん、似た服や、同じパターンの服は、いっぱいありますが、
よく見ると、染めの具合が微妙に違ったり、
サイズ感が、若干違ったり、
手作りならではの、ゆらぎがあるのです。
 
藍染めや、いろんな草、木、などで染められているので、
色合いも無数にあるため、
「この形で、こんな色で、このサイズがほしい」
というような要望は、なかなか叶わなかったりします。
まさに、一点一点との服が、出会いです。
 
そのため、通販での販売はしていません。
目で見て、触れて、袖を通してみないと、買えないのです。
 
 
現代のファッションは、ファスト・ファッションとも言われ、
意図的に、毎年毎年、トレンド(流行)が作られ、
流行遅れの服は着られなくなり、
また買わなければいけないような流れが作られています。
 
シーズンの終わりには、
残っている商品が、バーゲンとして安く売られ、
それでも残った商品は処分され、
使い捨てるように、服がたくさん消費されます。
 
一方で、うさとの服は、
ユニークな売り方で、
捨てないファッションを実現しています。
 
うさとの服は、
全国各地にいる「コーディネーター」が、
2~4日の展示会(うさとの服展)を開催することで、販売されています。
 
ある会場で売れ残った服は、一旦、うさと本部に戻り、
また次の会場に送られます。
こうして、売れるまで、服はずっと旅を続けるのです。
そもそも、うさとの服が、あまりトレンドに影響されないというのもあると思います。
 
 
元々、ドレスのデザイナーである「うさぶろうさん」がデザインした服は、
あそび心にあふれた服が多く、
いろんな着方を楽しめたり、
どうやって着るか、考えてしまうような服もたくさん。
 
もちろん、シンプルな服もあり、
和テイストのものから、ドレッシーなものまで、
飽きることなく、
全部着たくなるような楽しさがあります。
 
うさとの服展に来たお客さまは、
お店に1時間いらっしゃるのは普通で、
2~3時間いるお客さまも多く、
着たり、しゃべったり、なんだかんだしているうちに、
1日いるなんてことも、よくあります。
 
作るところから、買うところまで、
究極の、スローファッションだと感じます。
 
 
もちろん、安いものではありませんが、
ひとつひとつ、手づくりで、丁寧に作られていることを考えると、
とてもお値打ちだと感じます。
 
お値打ちなのは、
広告費も、店舗費もかからず、
捨てるような無駄もなく、
うさとの想いに共感した人たちが、
楽しんで関わっているからだと思います。
 
 
着るだけで、エネルギーが高まり、
自分らしさが表れるとも言われる、
「うさとの服」に触れに、
ぜひ、spaceわにまでお越しください。
 
靴を脱いでくつろげる、無垢のフローリングも、
3つある試着室も、
 
うさとの服を、ゆっくり楽しんでいただくのに、
ぴったりな空間だと感じています。
 
見るだけでも全然大丈夫ですので、お気軽に遊びに来てくださいませ。
メンズも、キッズもありますので、男性の方もぜひ。
 
 
◆開催日時
9月30日(土) 10:00〜18:00
10月1日(日) 10:00〜17:00
 
◆場所:space わに
神戸市中央区中山手通3-15-11 2階
 
・JR 元町駅(東口)より、鯉川筋を山側へ、徒歩10分。
・阪急 三宮駅(西口)より、徒歩12分。
・地下鉄 県庁前駅(東1または西1出口)より、徒歩8分。
 
アクセス詳細はこちら
※駐車場、駐輪場はございません。詳細はアクセスペースを。
うさとオフィシャルサイト

 

 

 

 

わにアクセス情報

〒650-0004
神戸市中央区中山手通3-15-11 2階 spaceわに

・JR 元町駅より、徒歩10分
・阪急 三宮駅より、徒歩12分
・神戸市営地下鉄 県庁前駅より、徒歩8分

詳細はアクセスページをご参照ください。