2018.1.26(金)、神戸元町のspaceわにで行われた、サトケンさんの重ね煮講座のレポートです。
サトケンさんは広告代理店で役員を務めた後、岡山でwara倶楽無を経営している船越康弘氏に師事し、現在は全国を飛び回って活躍されています。
重ね煮は一口食べたら旨味がぎっしり!ダシも調味料も使わずほんの少しの塩だけでこんなに旨味が??と驚きです。
材料を重ねるには一定の法則があり、陰陽論に基づいています。じっくり弱火で火にかけるとエネルギーが調和され、味に深みがでるそうです。
そしてそれを食べる私たちも自然との調和がはかられる、心から温かくなれる料理法なんですね。
包丁を持つ姿勢や、野菜の切り方を教えてもらい、私が今まで野菜をバサっと切り捨てていたことに気付きました。
玉ねぎも、まず外側を少しだけむいてみる。むいてみてどんな姿かを見てから、本当に食べられないところだけを切る。
野菜にもそれぞれ個性があるので、観察が大事なんだそうです。そして大事なのは野菜を切る時も、最後まで切りきること。最後のほんの少し、まいっかと思うと、まいっかーの味になってしまうそうです。
料理はどんな気持ちで作ったかで味も変わります。
心がこもった料理を食べるとやっぱり美味しいなと感じます。
最後はサトケンさんが重ね煮を使って作ってくださった料理をみんなで食べました。
豆腐ハンバーグはもちもちでやさしい美味しさ。マヨネーズを使わないでも旨味たっぷりのポテトサラダなどなど。
そしてお味噌汁は何杯でも飲めそうなほっこりした味。
心のこもった料理を、わにに来てくれたみなさんと一緒に食べて、外は寒いけれど心がぽかぽかした一日になりました。
次回は4月にサトケンさんのおむすびの講座を予定しています。早くおむすびがにぎりたい!一緒におむすびをにぎりましょう。
spaceわにスタッフ かおり