瞑想の脳科学 ~身体の声に耳を傾ける~開催レポート

2018年7月22日、瞑想と脳科学を研究している藤野正寛さんをお迎えし、「瞑想の脳科学 ~身体の声に耳を傾ける」を元町spaceわににて開催しました。

「最近一番印象深かった身体感覚はどんなことがありますか?」
藤野さんの問いかけで、はっとしたことがあります。
私は自分の身体感覚をなかなか思い出せず、自分の身体の声に耳を傾けることができなくなっているのかもしれない。

身体から出てくるあくびや咳などの現象は、現代社会ではその現象を抑えなければいけない場面がたくさんあります。
そんなふうにどんどん自分を抑制していくと、自分が本当に何を求めているのか、自分の心の声がわからなくなるのかもしれません。

身体感覚がよくわからないと思っていた中、藤野さんのお話の間に、ヨガのワークを実施。
みんなと一体になった感覚がありました。
そして静けさの中で聞こえた、鳥のさえずりがとても心地よかったです。

現代の研究では、成人の脳も成長する可能性があるそうです。自分の価値観から自由になることができる。

私は「今この瞬間」をどのくらい毎日感じているのだろうか。藤野さんの話から本当にたくさんの気づきをもらいました。瞑想をする人も増えてきましたが、まだまだ瞑想ってなんなんだろうと思っている人も多いと思います。
これから世の中に緩やかに瞑想が広がっていけばいいな。生きづらいと思っている人も、自分の価値観から自由になれると、希望を持って欲しい。

そんなふうに思った一日でした。ヨガとのコラボがとってもよかった!みなさんからそんな言葉をたくさん頂きました。

(レポート:かおりん)